そもそも小池塾は、小池チルドレン選びのための塾ではない。
希望の塾(通称:小池塾)の講義も、1月14日土曜の開催で第4回を迎えた。世間では、連日マスメディアによって小池氏の新党立ち上げだの、派閥だの、過半数がどうとか、という話題ばかりであるし、希望の塾はその開塾当初から、まるで小池チルドレン候補者集めのためのように言われているが、山口はそこを全力で否定したい。
なぜならば、小池氏が希望の塾を通して、世の中に与えているインパクトは、もはや東京という枠を超え、全国民の関心事になっているし、全国から募られ集っている塾生たち向けの講義は、都議選に焦点を絞った内容ではなく、我々国民が正しい判断ができるようにするための内容となっていると感じるからだ。
そう、言うならば、
東京大改革は、日本の改革を始めている。
まずは、先にも触れたとおり、東京都知事の小池百合子氏が、連日マスメディアに登場する。日本全体に影響を与えている存在であることに異論はないであろう。
そして、希望の塾。全国からの約4000人の塾生で構成されている組織。この中から、次回の都議選候補を募られた事実は間違いないが、それだけにとどまらない。
第一に、山口のような以前は全く以て、政治に興味すら持たなかった人間(恥ずかしながらである)が、行動を起こし塾生となっている。
そして、山口のような人間を含む塾生たちに、教育を施す。その教育の内容は、政治への興味を持つことに終わらず、政治家が話すこと、示す事実やデータに対して、正しく判断ができるようになるための内容が多い。ちなみに、講義はたいていオープニングの小池氏のメッセージと続く2コマ制になっている。1コマ目は、知識や理論を学ぶ、いわゆる大学の講義のような内容が多い。2コマ目は、東京都政における小池氏の実際の取り組みが紹介されることが多い。つまり、2コマで理論と実践を提供している形だ。(塾生は皆、お金を払って講義を受講しているので、詳しい講義内容について触れるのはフェアでないと思っているので差し控えることを、ご容赦いただきたい。)
一方で、全国的な影響力のある小池氏が、東京という最も影響力のある都市の情報公開を率先して進める。このことにより、地方自治でも情報公開を行わない場合には自然と不信感が生まれ、その結果情報公開を進める政治家が、民から選ばれることになるであろう。
そして、我々、希望の塾で教育を受けた塾生たち筆頭に、全国各地で、公開された情報をもとに、それぞれの地方自治の課題や問題点を正しくとらえ、それぞれの家族や友達といった周りの人間たちと会話をする。
この歯車はすでに回り始めている。つまり、東京大改革を掲げ、希望の塾を開塾と都議選対策講座の実施、そこに、うまくマスコミを使いながら、日本が改革されているように山口は思うのだ。みなさんはいかがだろうか?
野望が壮大なところ。それが小池氏のかっこよさの根源。
希望の塾、第2回目の講義にて、「希望の塾に対して、犬猫の集まりだのおっしゃる方がいらっしゃいますが。。。そんな方々は放っておきましょう。」そう冒頭のメッセージで流れた。もし小池氏が、希望の塾を、都議選の候補者探しのみの場所にしているのであれば、最初から4000人も集める必要はない。目指すビジョンが大きいからこそ、小さなヤジ(個人のレベルから行くと、マスコミのヤジというものは全く小さくなんかないのだが、、、)は放っておけるのである。
当たり前のことかもしれない。よくビジネス・自己啓発本なんかにも出ている。優秀なリーダーになりたければ、大きなビジョンを掲げるべきだと。しかし、実際に、こんなにも気持ちよく展開しているリーダーが世の中にどれほどいるであろうか?
第1期希望の塾も残すところあと2回の講義。小池氏の姿を見るだけで、わくわくしてしまう山口である。皆さんも、かっこいい・優秀なリーダーと仕事やプロジェクトを行うと、わくわくする、そんな気持ちになられたことがきっとあるだろう。女性リーダーを目指す方に、第2期生の募集があるならば、ぜひとも入塾をおすすめしたい。