「男前だね〜〜〜!」
この褒め言葉を人から言われることを生きがいとしている女子が存在する。
” 男前女子 ”
私も「男前!」と言われることを喜びに感じるタイプであり、光栄にも(?!)そのように言っていただけることがある。
身近にいる男前女子を思い浮かべるとふと思う。「常にファンがいて、その人たちを魅了している」なぜなのだろうか。
男前女子は「チャレンジ力」&「外見力」を持ち合わせている
男前女子の特徴とは何か?
2つのポイントがある。「チャレンジ力」と「外見力」である。
チャレンジ力 : 仕事においてもプライベートにおいても常に前向きで新たなチャレンジをしている。例えば、仕事でいうとお勤めの人は、新たなプロジェクトに参画する、課題としていた業務の改善に取り組むなどのチャレンジ。経営者であれば新たな事業に着手していたりする。
プライベートでも同じだ。習いごとをして自己能力を伸ばしたり、視点を広げるために交流機会を多くもったりなど、常にチャレンジする機会を多く持っている。
チャレンジ力には、多くの構成要素があると考える。
「情報収集」「想像・創造」「目標設定」「戦略立て」「意思決定」など。
特筆したいことは、「意思決定」について。男前女子は意思決定する力を気持ち良いくらい持ち合わせている。「アグレッシブさ(積極性)」は男性の行動傾向に多くみられるとこれまで世間的に言われているが、それがチャレンジし続けている姿=前向き・積極的であり「男のような様」にうつるのであろう。さらに、これまで女性が矢面に立ち「意思決定をする」機会はそこまでなかった。男性が担ってきたからである。社会進出が進み、女性が役職者に上り詰め権限を持ち意思決定をする機会が増えてきたからこそ、意思決定力に磨きがかかる女子がこれからも増えていくであろう。なんとも頼もしい限りである。
*意思決定力を促進させる直感力について参考記事「小池百合子のような、最強直感力はどうやって鍛え上げるのか?」
では、次のポイントである「外見力」とは?
外見力 : 人をぐっと惹きつけ、その人を一目みるともう一度見てしまうほどの外見力を必ず持ち合わせている。顔の作りがどうこうではない。第3者がその人の外を見たとき、
・目がキラキラした素敵な笑顔
・清潔感と気品がありトレンドも取り入れながら自身の個性を表現する服装とメイキャップ
・そつなく「シュッとした」立ち居振舞い
・適度に引き締まった体と姿勢の良さ
・人のワクワクを掻き立たせる話題選びと言葉の使い方
これら全てをバランスよく持ち合わせている、これがここでいう外見力だ。
女性活躍の歴史を辿ると、この外見力について蔑ろにされてきた感がある。
・「女性を売る」雇用機会均等法施行前の世代
・「女性を捨てる」 ” 後の世代
要は、女性の一部である外見力を売ったり、捨てたりしないと社会で生き残ることができなかった。(もちろんそうでない方もいらっしゃいますがここは賛否あるかと思われます。)
現代女子はどうか?
「女性としての外見力に磨きをかけ、楽しみたい!」と思っている方が多くいる。
特に、男前女子は前述通りバランスの良い外見力を持ちわせており、自分を表現することが得意である。TPOに合わせて外見力をマネージし、より多くの人を惹きつけ、虜にすることができるのだ。
では、外見力を磨きあげるために必要なこととは?
「自己理解」である。
自分のことを好んでくれる人ってどんな人?逆に嫌いな人や苦手に思う人は?
これを着ると派手に見えるかな。このシチュエーションでは控えめなメイクにしよう。
このように、自分自身がどうみられるか、どう思われるかをある程度予測し、合わせることができる。自己理解の深い人ほど、できることだ。「自己プロデュース力」と言い換えるとわかりやすいかもしれない。
「チャレンジ力」×「外見力」
これは欠かせない要素であり、人を魅了し続ける男前女子にさらに磨き上げてほしい力である。
人を魅了する「男前女子」。
ここまで読んでいただいた方はお気づきかもしれない。
性差なく「多くのファンを持つ」人は、チャレンジ力も外見力も持ち合わせているわけだ。
私自身、悔しく思うのは、「女前(おんなまえ)」という言葉が存在しないこと。
(作ればいいのかもしれないが)
「女前だよな〜〜〜」そんな言葉が一般的に使われることを密かに考えながら、男前女子輩出の支援を積極的に行いたいと思う。
なぜならば、男前女子は人を魅了する。
魅了された人も人を魅了する素敵な人へとなるのだ。