女性のキャリアを考えるときに、必ず触れる「セルフリーダーシップ」について。
セルフリーダーシップを発揮することが、より豊かな人生実現に不可欠です。
『セルフリーダーシップ』とはなにか?
リーダーシップとは、個人の言動によるポジティブな影響力であるとここで定義します。
そこに、「セルフ」がプラスすると、自分自身にポジティブな影響力を発揮していること。
つまり、自分自身にポジティブな振る舞いがそもそもできているか考える必要があります。
さらに付け加えると、
自分にポジティブな影響力を与えられない人が、周りに同じことができるか?
容易に想像できます。
セルフリーダーシップを磨きあげるには、現在の「自尊心」「自己肯定」レベルを認識し、意図的に高めていきます。*次回方法論を詳しくご紹介します。
もう一つ知っておきたいのは、「自尊心」「自己肯定」は伝染するということ。
良いも悪いも後世に受け継がれていくということです。
Beauty Legacy. It is an echo. ユニリーバDove制作の動画より。
美しさとは、受け継がれていくもの。
母が醜い、嫌いと思っている物事は娘に伝わります。「ママが言っているから、ママがそう思っているから」という単純な理由で彼女たちも嫌いになります。
「母と娘の関係」は特殊です。*私自身の経験とこれまでコーチングを受講された方で母からの多大なる影響(ネガティブな)により問題を抱えている方をセッションしてきた経験からも言えます。ここでは具体的に触れません。
母親のすべての振る舞いや言動が娘に多大なる影響を及ぼします。
「あなたは美しい」と娘に伝えている母親が、
「自分のここが嫌い、こんな性格がいや」と思っていればやはりそれは娘に伝わります。
ということは、母親がより自信を持ち、それを言動としてポジティブに伝えていくことで娘にもそれが良い形で伝染していくことが言えます。その良い伝染を作るには、母親が自己肯定感を高めていくこと、それがキーとなります。
そして、もう一つ母の大切な役割とは、娘の良いところを引き出し、認めることです。
「I like my face. Because it’s smiley.」(私は、自分のニコニコした顔が好き!)と動画の中で少女が言っていました。子供は、自分自身の好きなところを十分に把握しています。(恐らく大人以上に)それを増やしてあげるのが親の役割です。
「自分の好きなところってどんなところ?」子供に対して質問する。答えてもらうことで、好きなところが日に日に増えていきます。9歳の我が子は、自分の良いところを訊くとさらっと10個でてきます。(普段から私のトレーニングを受けているからですね)子供へ問いかける前に、自分自身に問いかけることで、自己肯定感を高めていくことができるはずです。
セルフリーダーシップを十分に発揮するには、
「自尊心」「自己肯定」を高めることから始めよう。
あなたが思う、”自分の好きなところ” とは?