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「なんで怒ってるかわかる?」――女はいつも男を試す。試された男の対処法とは?

女性の「なんで怒ってるかわかる?」への返答は?

女性から「なんで怒ってるかわかる?」と聞かれたら、あなたはなんと答えますか?

A:「○○のことかな?」(心当たりの出来事を答える)

B:「わからない」(見当もつかないときにわからないと正直に答える)

C:「なんで怒ってるの?」(見当もつかず、正直に尋ね返す)

答えは、どれも女性の怒りを買ってしまい、自爆~! というのが、いまネットで話題になっています。

(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/13232859/

さて、なぜ男性のこの回答がことごとく自爆してしまうのでしょうか?

そして、どう返答するのが、女性の怒りを買わずに済むのでしょうか?

女性は男性の愛情を常に量り試している

女性は、男性の愛情に対し、このように試すようなことをしばしば行います。面倒なものですね(苦笑)。

しかし、これは彼女の不安からくるものです。

不安だから、彼女は男性の愛情を推し量りたくて、試すようなことを聞くのです。

この場合、彼女の質問に「まともに答えてしまったこと」が、すでにアウトなのです。

男性からすると、大変理不尽でしょうが、「なんで怒ってるかわかる?」に、そのまままともに回答してはいけないのです。

「なんで怒ってるかわかる?」男性はどう答えれば、女性の怒りを回避できるか

この場合の模範解答は「ごめんね」だと、私は考えます。

心当たりもないのに謝るなんて抵抗があるかもしれませんが、「怒らせてしまって(不安にさせてしまって)ごめんね」と、そういった質問に至らせたことを謝ればよいのです。

さらに、巧妙に質問の論点をずらしていますから、この話題を延々続ける必要性が大きく失われるのです。

怒りは二次感情、その背景にある一次感情に注目する

怒りは、心理学で二次感情といい、その背景にある悲しみや不安、恐怖などを、そのまま表現できないときに、その発露として表現されるもの、とされています。

男性は、女性が怒っている場合には、その背景にある一次感情に注目してみましょう。

女性は、男性に一次感情を素直に表現できる女性になれるとよりよい関係が結べるでしょう。

怒りの感情でぶつけられるよりも、「不安だったの」「さみしかったの」「心配だったの」と素直に打ち明けられたほうが、男性も受け入れやすいのではないでしょうか。

うまく表現できない場合には、「うまく表現できない自分がいるの」ということを伝えるのもひとつではないかと考えます。

私の懇意のパートナーシップがうまくいっている二人は、女性が怒りを爆発させたときには、男性が「本当は何が言いたいんだ?」「君の本当に言いたいことは何なんだ?」と、一次感情にアプローチするような質問をすると言っていました。

女性の怒りへの対処を身につける

ここまで上級な女性の怒りへの対処法を身につけるのは、男性にはハードルが高いかもしれません。

しかし、

・女性の怒りの背景にある感情こと一次感情に注目する

・つまり、怒りは彼女の本心ではないと知る

・「ごめんね」というマジックワード

の三点くらいは覚えておいて損はないのではないでしょうか?

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麻生マリ子

母娘・家族問題研究家。10年余りの取材・執筆活動を通じ、女性たちの生きづらさの背景として母娘関係に注目。池内ひろ美(Girl Power代表理事、夫婦・家族問題コンサルタント)とともに「母の呪い」を問題提起し著す。
母娘・家族について、著作、新聞や雑誌などへのコメント提供、個人相談、講演など活動を行う。
親以上に親であった人を老老介護の末に亡くした経験から、介護職員の顔を持ち、介護という現実を前にした家族のリアルな姿を目の当たりにしている。
自身も娘を持つ母である。1977年、福岡県生まれ。
ブログ:http://ameblo.jp/asomariko/
Facebookページ:https://www.facebook.com/asomrk/
WEBサイト:http://asomariko.net/

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