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ハイヒールと女子力の力関係

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碧木マリア
【声楽家(国立音大卒)・マリア魔法合唱団主宰】【氣光ヒーラー・代表/ヒーリングサロン花氣光】【パーソナルトータルビューティーコーチ/Malila Brilliant Beauty Class】

女子は本当にヒールを履きたいのか

まず最初に、これは、あくまでも私個人の意見であることを改めてお伝えしておきたいと思う。

また、ここでは、便宜上、3~4cmのヒールの高さは男性の靴でも一般的であることを踏まえ、5cm以上あるヒールの靴をハイヒール(ヒール)として、書き進めさせていくこととする。

日本の女性がどのくらいの頻度でヒールを履くかに関しては、経験上、おおよそ以下の3パターンに分かれるのではないかと推測している。

①だいたいいつもヒールを履く。

②どうしてもの時だけヒールを履く。

③ヒールのある靴はほぼ履かない。

実は、①はかなりの少数派であるように見受けられる。もしそうであったとしても、仕方なくそうしているか、自ら望んでそうしているとしてもせいぜいここ数年というようなことであって、例えば、この30年間ほとんどヒールしか履いたことがないという方がいたら、お目にかかってみたいものだとさえ思う。

多くの人は②であって、この「どうしても」の解釈の幅が人によって異なるだけのように思う。

そして、一般的に多くの女性が考えるであろう。「どうしても」のケースというのは、会社に行くとき、デートに行くとき、パーティーに行くとき、誰かの家に行くとき、の4ケースではないだろうか。

それで、年齢が上に行くほど、会社とデートが消えていき、パーティーは着物の選択が増え、誰かの家と言っても気心の知れた人ばかりになっていくということで、「どうしても」の想定自体がほぼ消え失せるために、おそらく60才以上になると、ほとんどの女性がヒールは履かないようになるのだと推測する。

つまり、自信をもって言うのだが、本当は誰も、ヒールなど履きたくないと思っていることは間違いない。なぜか? それは、歩けなくなるほど足が痛くなるからだ。靴でありながら、歩みを止めるのがヒールの正体だからだ。

美しさと自由と

テレビや映画や雑誌の中は、夢の世界だ。あくまでも日常に見せかけた非日常に過ぎない。

本当にあんなハイヒールばかり履いていたら、豆はできるしうっ血して色はくすむし足の形も変形してしまったりするのだから、モデルだって女優だって、むしろ足のケアを思えばこそ、本番以外は現実にはあんなハイヒールは履かないはずなのだが、メディア風邪にかからない日など無いというくらいに、あれをそのまま鵜呑みにして、日常に非日常をはめ込もうとやっきになる女性が後を絶たない。

そして次から次へと、ヒールは生産され続けている。

自分の足のケアより外見を重視する人に、仕事のパフォーマンスを上げることは出来るだろうか。足が痛いのを我慢しながら、仕事の効率を上げることは出来るのだろうか? 答えは否に決まっている。もしこれがスポーツ選手なら、体の動きが制約されてまで、そのファッション性を重視することなどありえないだろう。

ヒールは確かに美しい。しかし、あれは大きく括れば、纏足の一種だ。女性の行動の自由を奪うものであると思うのだ。

ここでクローズアップされてくることは、女性が美しくあろうとするほど、自らその自由性を狭めていやしないか、という大問題だ。

美しさへの追及を手放すことなどできやしない。

しかし、自由を手に入れることはもっと重要だ。

この二つを兼ね備えることが、実は、女子力UPへの一つの鍵となっているように思えて仕方がない。

いつも阻むこの葛藤の壁を超えることで、女性の活躍の閾値が上がるように思えるのだ。

いったいどうすればいいのか?

ライフスタイルを見直す

私はこう思う。

それは、自分の中のTPOをしっかり分けることだと。言い方を変えると、その場の目的意識をしっかりと持って、おしゃれをすることだ。

思う存分にドレスアップをするパーティーと、テキパキと動けることを優先させるビジネスの場と、その他様々なシチュエーションによって、きちんと使い分けることだ。

バブルがはじけるくらいまでは、女性の就職は結婚相手を探すためにあった。男女ともにそういう認識であった。だから、女性にとっての会社は、女性性をアピールし、男性を振り向かせる目的の場所であった。したがって、当然のことながら、そこにはヒールの存在があった。

しかし。今はどうだろう。そんな目的で就職する女子などいるはずもない。であるならば、会社にヒールは必要ないどころか、私は仕事が出来ませんというマイナスアピールにもなりかねない代物なのではないだろうか。

ヒールでなくても美しい靴は山ほどある。その先はまさに、その人のファッションセンスであろう。

ようするに、ザ・ハイヒールを履くのは、パーティー会場の中の2時間半限定にして、その他は、自分の行動を制約させない靴を履いたら良いと思うのだ。

もっというと、遊園地にハイヒールを履いてくるという暴挙に出る女性もいるが、それは、今提案したような、ライフスタイルのバリエーションがないことによるものと思う。

つまり、思い切りドレスアップできる場所がないことによって、日常に、ちぐはぐに、ミスマッチをもたらさずにはいられなくなるのだろうと思うのだ。

であるならば、そもそも、そのライフスタイルのバリエーションを充実させることそのものが、必要と言える。もし、ハイヒールを履きたいなら、自ら、様々なシチュエーションを人生に取り入れて、それぞれに楽しむことが、まずやるべきことであるように思う。そのために、アンテナを立て、コミュニケーション力も身に着け、たくさんの人に会うことで、まさに女子力が高くなっていくことは間違いない。

ちなみに、今年のガールパワーのチャリティーパーティーは9月8日(金)の夜にある。

思い切りドレスアップしても目立つことが難しいくらいの華やかなパーティーなので、参加してみると良いと思う。

大人であればこその女子力

誰も言わないから私が言う。ハイヒールは、衣装である。

自宅から会場までドアツードアで車で移動するか、そうでなければ、ハロウィンの衣装のように、現場まで持って歩くような代物なのである。

もちろん、どこでもハイヒールを履きたい人は履いたら良いと思う。長時間の外出でなければ、たくさん歩く必要がなければ、ヒールを楽しみたいと思う人もいるだろう。また、メーカーによっては、痛くならないことを主眼に置いて美しいヒールシューズを製作してくれるところもあるだろう。

もし全く足が痛くならないヒールがあるなら、それなら私もいつも履いてみたいと思う。

断っておくが、この記事は、女性の行動の自由を阻むものは撤去しよう、という趣旨で書いているものであって、文化を変えようとか、男性は女性にヒールを強要するなとか、そういうことを言いたい記事ではない。

あくまでも、女性自身が主体性を持って、自分の身体を労り、美しさも磨きつつ、かつ無駄なストレスを減らし、行動範囲を広げていくための提案であることを記しておきたい。

どんなに痛くてもやせ我慢をしてヒールを履くことが女子力の高さであるというようなゆがんだ古い価値観は、私はもう、捨て去る時期にきていると感じている。

ヒールを履いていないということがおばさんになった証拠であるとか、そんな中身のない言葉になど踊らされるのは、むしろ真の女子力の低い証拠である。いつでもどこでもハイヒールを履いているのは、まだまだ世間体を気にしていて自己が確立されていない証拠のように見える。

しっかりと、主体的に、良い意味で自己中心的に、本当の大人ファッションを構築していく時代になってきている。私の周りにいる時代の先端を行く女性たちは、すでにそんなことは当たり前にして、生き生きと生きている。

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碧木マリア

碧木マリア

【声楽家(国立音大卒)・マリア魔法合唱団主宰】【氣光ヒーラー・代表/ヒーリングサロン花氣光】【パーソナルトータルビューティーコーチ/Malila Brilliant Beauty Class】平和貢献活動を目的としたマリア魔法合唱団を主宰。個人としてもリサイタルを開いたりレッスンを展開するなど精力的に活動中。また、芸術家としての繊細な感性を活かし、悟りと氣を中心に見えない世界と見える世界のバランスを重視した生き方を提唱する女性のための「花氣光塾」を主宰。他に、独自のメソッドにより某世界三大ミスコンの日本代表育成に成功しパーソナルトータルビューティーコーチとしても活躍中。ガールパワーには設立時よりコアメンバーとして参加。

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