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山口真紀
ガールパワー・プロジェクト・リーダー 外資系企業ブランド・マネジャー 希望の塾(通称・小池塾)一期生。

「あなたについて教えてください。」と聞かれたら。どう答える?

2016年も残すところあとわずか。2016年の振り返りを始めていらっしゃる方も多いのではないだろうか?

そんな中、山口も少し長めの休暇をいただき、現在2016年という1年を振り返り、2017年に備える時間をインドネシアのある島で過ごしている。

2016年、山口にとって最も大きな出来事は、ミセスワールド2016の「日本代表」として世界大会へ出場したこと。いろいろな経験をさせてもらったし、会社勤めをしているだけでは出会うことのできないたくさんの方々に巡り合い、そして、そのご縁はまだまだ重なり合って、新たな巡り合いのご縁となってつながっている。そのおかげで、今まで見えなかった、(見ようとしていなかったのかもしれない)視野が開けてきたと思ったのが、2016年の振り返っての、山口の成長と考えている。

そんな振り返りの中、じわじわと、考えてしまうことが一つある。

ミセスワールドの世界大会の審査のためのインタビュー(面接)のワンシーン。

“Tell me about yourself.”(あなたについて教えてください。)

特にびっくりする質問ではない。想定内。そして山口は答える。

“I am an office worker, working for xxxx company, and in charge of Brand Marketing.”

(私は、xxxxという会社に勤めていて、ブランドマネージャーをしています。)

しかも、誇らしげに。確かに、自分の仕事にプライドは持っている。楽しくやりがいのある仕事であるし、会社の利益にもしっかりと貢献をしている。

しかしだ。

それは、本当の“山口真紀”か? 後々になってじわじわと考えている。

いくらか“山口真紀”について、話した後に、“会社勤め”の話をしてもいい。

しかし、私は誰だ?

会社の何なんだ?

経営者なら、ともかくだ。

実際、過去のガールパワーインサイトの記事でも触れたことがあるが、

ミセスワールド世界大会、他国の出場者は、少なくとも“会社員”というような表現を使っていなかった。

“I am teaching WORLD PEACE to children for their future.”

(子供たちに世界平和を教えています)

“I am a mother of 2 lovely kids, and supporting husband’s business”

(かわいい二人の娘の母で、夫のビジネスをサポートしています)

“I am introducing beautiful real-estate of my home country to foreign people.”

(外国の人向けに、不動産を紹介しています)

そう。山口だって、こういう表現ができたはずである。

“I am contributing to the world health…” (世界の健康のために貢献しています。)

であるとか。

“I am a lovely Tahitian-Dancer to make the world be filled smile and happy!”

(私はタヒチアンダンスで世の中をハッピーにしたいの)

2017年は「私は会社員です。」と、即答する癖から抜け出そう。なんでもいい。とにかくこの癖から抜け出そうと、山口は決意をした。

みなさんは、いかがだろうか? 

山口の感覚では、「会社員」であるとか、「xxに勤めています」とか、答える方は多いのではないかと思う。

「副業」をはじめてみようか?

「会社員」からの抜け出しの第一歩として、「副業」をはじめて見るというのはどうだろうか?

「副業」と言うと、何か悪いイメージが持たれがちであるが、本来、法律的には職業の自由は謳われているわけで、サラリーマンの場合の問題は、所属する企業の就業規則である。完全に副業を禁止している企業も一部あるようだが、実は、結構な企業が、届け出制により、「副業」を許可しているようだ。会社の機密事項の漏えい、利益相反のほか、本業に著しい障害が見込まれるような副業でなければ、許可が下りる。ちなみに、山口は、ガールパワーでのすべての活動について、勤めている会社に「兼業届」なるものを提出して、許可され活動を行っている。

そして、最近気になる言葉があるので紹介したい。

“Pro bono” (プロボノ)という副業

「プロボノ」とは、ラテン語で「公共利益のために」を意味していて、職業上で取得した知識やスキルを活かして、NPOなどをサポートして、社会貢献につながる活動という意味で使われているようだ。

たとえば、ある一つの課題について、社会問題だと企業に勤める会社員の誰もが思っていたとしても、企業である限り、そこに利益がなければその問題解決のためのビジネスは行われない。ただ、「公共の利益」のための個人の活動とならば、自らの知識やスキルを活かしてNPOをサポートし、その問題に取り組むことができる。

そして、何か副業と始めたいと考えても、10数年会社員をやってきた人間にとって、なかなか新しい職種での「副業」となるとチャレンジングであり、リスクである。しかしながら、この「プロボノ」的な発想から、社会に貢献をしながら、自らのセカンドチャレンジを模索することもできるのではないだろうかと山口は考えている。「プロボノ」として活動することにより、自身の市場価値に気づく(これはよい場合でも、残念な場合でも)のだという意見もまたある。

ちなみに、Girl Power Insightでも、プロボノを募集している。興味のある方は、こちらを参照されたい。

世界基準女子~世界で活躍する女性になるために~

話題が副業にそれてしまったが、山口が今回、自らの1年を振り返ってみての気づきとともに、読者の皆様に提案したかったのは、まずは、「あなたについて教えてください」と言われたときに、「会社員です」という表現から抜け出してみることである。

日本人はとても勤勉で真面目で、会社に対しての忠誠心が強い人種だ。だからこそ、多くの会社員たちが(山口も含めて)、

「会社員です。」、

「xx株式会社に勤めています。」

という表現をするのだろう。

しかし、会社は会社で、自分自身でもなければ、家族でもない。おそらく経営者が変われば経営理念やビジョンも変わるだろう。そんな中でも、自分の人生の中におけるミッションやテーマが、自分の職務や担当業務と一致するとき、同じ会社員でも自らの人生にオーナーシップを持って、会社員としての時間を生きていることになる。そして、

「私は、○○に貢献しています。XXという会社に所属しxxxという役割を通して貢献をしています。」

という、受け身ではない、自らがやりたい・やるべきと思うことをしている人間に変わる。このためには、何か自分の人生のテーマやミッションを掲げる必要がある。ちなみに、現在の山口のテーマは、「人々が豊かに生きる日本のために」である。医薬品メーカーに勤める山口は、「豊かに生きるための健康に貢献」していることになる。そしてもちろん、今後は、趣味を含めて個人としての時間や生き方を充実させることや、「プロボノ」にも、チャレンジしてみたいと思っている。

私が世界で出会った、強くてしなやかな女性たちは、自らの人生をマネージする、人生にオーナーシップを持った、豊かに生きる人間だった。我々日本女性も、もちろん日本の男性も、これからもっともっと世界で活躍していくことだろう。我々日本人も、世界基準に近づいて、より豊かに生きる人間になりたいものだ。

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山口真紀

山口真紀

MAKI Yamaguchi
1978年 山口県生まれ B型
2000年に九州大学工学部を卒業し、外資製薬メーカーに営業職(MR)として入社、その後市場調査、ポートフォリオマネージャーを経験し、現在、同社にて医療用医薬品担当ブランドマネージャーを務める。
2009年より明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科に夜間留学し、2011年3月に卒業(MBA修士)
ミセスワールド2016日本代表として活動中

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